SimApi(SIMCA のインターフェース機能)について
SimApiは、Umetrics Suiteソフトウェアとデータソースの間のソフトウェアインターフェースです。 SimApiの主な目的は、SIMCA-onlineやSIMCAへのデータ提供です。 Sartorius Stedim Data Analyticsは、プロセス・ヒストリアンや汎用データベースなど、さまざまなデータソース用にSimApisを開発しています。Sartorius のサイトでは、利用可能な SimApis の一覧を示し、ユーザーガイドとモジュールのダウンロードリンクを提供しています。SimApi の機能の詳細については、以下の機能一覧を参照してください。
機能一覧表
全てのデータソースが同じではありません。また、1つの SimApi は仕様の全ての機能を実装する必要はありません。このため、SimApi が異なれば提供される機能も異なります。次の表は、利用可能な SimApi とその機能の一覧表です。SIMCA-onlineにおけるSimApiの使用方法
SIMCA-onlineでは、SimApiを使ってリアルタイムにデータを取得し、監視や制御を行ったり、データソースにデータを書き戻したりできます。 データソース、SIMCA-onlineサーバー、クライアントで構成されるシステムにおいて、SimApiが配置される場所は次の図のとおりです。次の図は、SIMCA-onlineがプロセス・ヒストリアンと分光機器の両方に接続されているプロセスシステムの概略図です。 これは、モデルの管理がSIMCA-onlineサーバーによりどのように処理されるか、およびクライアントの使い方の例を示しています。 SIMCA-onlineおよびその他の外部システム間の通信を可能にするインターフェイスが、API(Application Programming Interface)であり、データソースに応じた異なるAPIが使用されます。
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